伝統の落ち葉堆肥農法で育つ茶葉 旨味・コクの「お茶の平岡園」


伝統の落ち葉堆肥農法で育つ茶葉
旨味・コクの「お茶の平岡園」

「お茶の平岡園」は、「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が日本農業遺産にも登録されている三富新田(埼玉県入間郡三芳町上富〜所沢市中富・下富)で江戸時代から続く農家です。「武蔵野の落ち葉堆肥農法」とは、落ち葉堆肥を活用した持続可能な循環型農法のこと。代々受け継いだ肥沃な大地で、土壌・栽培法・製茶法にこだわり、手間暇かけて、狭山茶ならではのコクとうま味豊かな、香り良い茶葉を生産・販売しています。

2020年9月取材


▲お茶の平岡園の本店店舗前で 11代目平岡忠仁さん(左)と母の平岡豊子さん「コクとうま味のある当園のお茶をお楽しみください」

 

江戸時代から続く伝統農法とこだわり技術で
旨味・甘味が自慢の「狭山茶」とまろやかな「和紅茶」

平岡園は、「武蔵野の落ち葉堆肥農法」で日本農業遺産に登録認定されている三富新田(埼玉県入間郡三芳町上富〜所沢市中富・下富)の肥沃な土壌で栽培する江戸時代から続く農家。茶園専業になったのは明治時代からの老舗茶園です。

現在は、平岡家10代目の平岡忠さんと11代目の忠仁さんが、長年の伝統を守りつつ、現代のニーズに応えたこだわりの狭山茶を生産しています。

 

▲2020年5月1日初摘みの茶葉(写真左) 茶摘みの様子(右写真)

 

狭山茶は、葉肉が厚く、深い旨味とコクを持つのが特徴ですが、平岡園では、さらにその特徴が際立つ栽培法を行っています。

土は、伝統の「落ち葉堆肥農法」で栄養豊かなお茶の木が育ちます。

そして、なるべく枝を切らないようして、芽数を少なくすることで、1枚のお茶の葉により多くの養分が蓄えられます。

さらに黒色の遮光シートをかけ、茶の葉の葉緑素の生成をコントロール。日光を強く当てないことで、お茶の木自らが光合成しようとたくさんの葉緑素を作り、より濃い緑色に育ち、味はアミノ酸の含有量が高まるため、旨み・甘みが増します。

また製茶では、摘み取り後すぐに製茶工場へ。たっぷりの蒸気で通常より長めに蒸して、酸化発酵を止めフレッシュな香りが際立つ茶葉に仕上げています。

平岡園では、狭山茶品種の紅茶の製造や合組(ブレンド)せずに特定の品種だけを使用した「シングルオリジン」の製造もおこなっています。


カワイイ!貰って嬉しい、猫柄パッケージ
「ティーバッグなのに、急須で入れたような香りと味わい」

▲広大な平岡園の茶園で 人気のティーバッグギフト「高級煎茶・和紅茶ティーバッグの贈答用セット(ギフト箱入)」。もらって嬉しい猫のかわいいイラストのパッケージ

お茶の平岡園の通販サイトは、商品の種類が多く、お茶の愛好家にも人気です。

手軽なプレゼントや贈答品として人気があるのは、ティーバッグの商品「高級煎茶」「三富紅茶」のティーバッグ。

ティーバッグのお茶といえば、「色はでるけれど、味が…香りが…いまいち」というイメージを持つ方も多いと思いますが、平岡園のティーバッグ茶は、まるで急須で淹れたような味と香りが楽しめるのです。

その秘訣は、深蒸しの高級煎茶が入っていて、浸出しやすい素材とテトラ形で、大きさも茶葉が膨らむ余裕のあるティーバッグが使用されていること。煎茶だけでなく、11代目の忠仁さんが開発した狭山茶品種で作った「和紅茶」のティーバッグもあります。

どちらもティーバッグ8個入りで、高級煎茶の方は540円(税込)、和紅茶の方が432円(税込)とお手軽価格。袋のパッケージもカワイイ猫のイラストが描かれているので、送別やお礼など贈るアイテムとしても人気。また贈答用セットも喜ばれます。

ご購入はこちら

取材:2020年9月 成田知栄子

狭山茶製造販売 お茶の平岡園
埼玉県所沢市下富558
電話:04-2942-0327
E-mail:info@hiraokaen.com


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成田 知栄子 Chieko Narita

ラジオ、テレビでの取材活動を経てフリーになり、ライターに転職。情報は「人と人とを繋げ、生活をより豊かにする」をポリシーに活動しています。記事情報が、誰かの何かにお役に立ちますように…。

頂いた応援メッセージ

コミュニティラジオで平岡園さんが紹介されているのを聴いたことがあり、とても気になっていました。猫柄パッケージがすごくかわいくて買ってみたいです。
2020-10-12 15:19:04

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