老舗のどら焼きが進化した 新食感の生地とこだわりのあん
老舗のどら焼きが進化した
新食感の生地とこだわりのあん
新所沢駅東口から徒歩8分程にある商店街にある「和菓子 宝月」。創業は昭和37年。初代大地勝治さんと、2016年に弟子入りした孫の大地健太さんを中心にご家族で経営されています。「里のアロマ」は老舗のどら焼きに新感覚のアイディアが加わって誕生。2018年に「所沢ブランド特産品」に認定されました。
2020年9月取材
所沢特産の里芋が練りこまれた独特の食感のどら焼き
新しい味も加わって幅広い層に人気
「和菓子 宝月」の創業者 大地勝治さんは、素材の品質にこだわり、信頼できる農家から無農薬か減農薬の、品質の良いものだけを使って作っています。「儲けは二の次、美味しいもので多くの人を笑顔にしたい」という思いの通り、店頭には手間をかけて作られている美しいお菓子がお手頃価格で並んでいます。
孫で二代目の健太さんも素材は厳選して良質なものだけを使用、「体に優しい」を第一に考えながら美味しさの追求には妥協しません。伝統製法に新しい発想が加わることでできたのが所沢どら焼き「里のアロマ」です。
伝統の製法をベースに進化した生地には、国産の小麦粉、卵、蜂蜜、バターの他、所沢特産の里芋が練り込まれています。「しっとりもっちり」した独特の食感と里芋のほのかな甘さが特徴です。
そのままでももちろん美味しいのですが、おすすめの食べ方は、レンジで30秒ほど加熱する事。加熱すると、一層、香りと風味が増します。
受注してからの製作で、脱酸素剤を入れていても日持ちは製造日から8日。日持ちさせたい場合は、冷凍保存しておき、食べる時に自然解凍か、レンジで加熱解凍すれば、しっとりもっちりの食感そのままに楽しむことができます。
通販の取り扱いは、定番のつぶあん、狭山茶あん、桂木柚子あん、広島レモンあん。
小豆は北海道産の大納言、抹茶は所沢の新井園、柚子は日本最古の生産地である埼玉県毛呂山町産、レモンは瀬戸田大隈農園のものを使っています。
所沢にまつわるモチーフの化粧箱、餡に合わせた個包装の配色で
所沢をお洒落にアピール
パッケージは「とらや」も手がけるアンゼン・パックスのデザインの化粧箱。モチーフは埼玉県で所沢市が生産量トップである「里芋」、所沢市の木である「いちょう」、市の花である「茶の花」。
個包装のパッケージは二代目健太さんのアイデアで「里のアロマ」にぴったりの里芋の葉がモチーフ。里芋と言ったらトトロ。メイちゃんがトトロに会いに行くときの葉っぱのトンネルをイメージし、里芋の葉っぱのトンネルから「里のアロマ」がのぞいています。餡に合わせた配色で、つぶあんはあずき色、抹茶餡はみどり色、柚子餡はきいろ、レモン餡はレモン色。所沢をアピールするのにぴったりで、ご自宅用だけではなくプレゼントにもお勧めです。
取材:2020年9月 カケミズ
和菓子 宝月
〒359-0045所沢市美原町1-2924-24
【TEL/FAX】04-2943-0032
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