作り手の顔が見える本格的な中国料理 Chinese Restaurant 林-rin-
「担々麺が食べたい」
正月が明けて、刺激を求めている家族からのリクエストを受け、以前から気になっていた「チャイニーズレストラン林(rin)」を初訪問しました。
「林(rin)」店は昨年6月からこの地、久米で、その前7年間は下山口にお店を構えていたとのことです。
カウンター4席とテーブル席が3卓ほどのこぢんまりとした店内。木製のテーブルと白い椅子、明るく清潔な印象です。
昼と夜が別メニューで、ラインタイムは、定食や麺、ご飯ものが中心です。
麻婆豆腐のセットメニュー(ライス・スープ、サラダ、杏仁豆腐付き)にも惹かれましたが、私たちが選んだのは、担々麺、えび入りあんヤキソバ、チャーシューチャーハン。
注文して待つ間、ちらりと目をやるとオープンキッチンで調理をしている店主の姿が見えます。ジュージュー、カシャカシャという調理の音も聞こえるキッチンとの距離がこの店の良さではないでしょうか。
こちらが、私が注文したエビ入りあんかけヤキソバ(蝦仁炒麺)
大粒でプリプリの海老、シャキシャキの野菜、卵も入って栄養のバランスもいい。
麺の焼き目がしっかりとしていて、カリカリ部分が香ばしく、とろっとしたあんとの調和が好みの加減。
あんかけ焼きそばに酢をかけますか。かける派、かけない派、途中からかける派の中で、私は途中からかける派です。後半にサッと酢を回しかけていただくこのちょい足しが、口が飽きずにおいしくいただけるんですよね。
こちらが、このお店の看板メニューである担々麺。
すりごまをオイルで伸ばした芝麻醬(チーマージャン)のクリーミーな味わい。
しびれる辛さはなく、まろやかな辛さのようで、アツアツをハフハフしながらすすっていました。
息子が選んだのが、チャーシューチャーハン(叉焼炒飯)
ボリューム満点。チャーシュー、玉子、ネギというシンプルなチャーハン。卵でコーティングされた米の一粒一粒が際立って、ネギと焼豚が香りと食感を添えています。
れんげを勢いよく口に運び、あっという間に完食しました。
ヤキソバと炒飯にそれぞれついてくるのがこの卵スープ。
卵はふんわり、とろみがあって体が温まります。中華料理屋さんでスープといえばコレですね。
お腹は満たされたけど、気になるデザート杏仁豆腐。
私は、ツルツルっとした食感のひし形の杏仁豆腐より、もったりとしたなめらかなくちどけのタイプが好き。
このお店は、私が好きなタイプの杏仁豆腐でした。
上にマンゴーのソースがかかっています。スプーンで入れた感触もいいですね。口どけなめらかでさっぱりした美味しさでした。
ランチに満足したので、次は夜も伺いたいなと店主に聞くと、夜は一品料理が中心で特に「焼き餃子」が人気だそうです。
作り手のにこやかな顔も調理姿も見えるあたたかな雰囲気の中、本格中国料理が味わえるお店、一気にここのファンになりました。次はいつ訪れようかな、あらたな楽しみができました。
お店情報
店名:Chinese Restaurant 林(rin)
住所:所沢市久米2100−3
電話:04−2926−7322
西武池袋線西所沢駅から約13分
定休日:月曜日
営業時間:11:30−14:30(ラストオーダー14:00)/17:30−21:30(ラストオーダー21:00)
駐車場;有(店の前に3台)