ところティーンズフェスティバル開催リポート
3/24に開催された「ところティーンズフェスティバル2024 ~トレジャーハンター~」に伺いました。新所沢公民館・みどり児童館・緑町中央公園で開かれた若者のパワーあふれるイベントについてリポートします。
取材:2024年3月24日 ボランティアライターじん
① ところティーンズフェスティバル2024について
ところティーンズフェスティバル(TTF)は今回で2回目の開催です。学校や学年を超えてつながる小学生から大学生の児童や生徒や学生(以下:学生たち)が主催する文化祭のような地域交流イベントです。実行委員の代表は高校生、出演者も学生たち、スタッフも学生たち、しかもいろんな高校や大学などから集まってきているメンバーで行われていました。ティーンズフェスティバルの名の通り、とにかくみんな若いんです。
そのスタッフさんたちが、新所沢公民館、みどり児童館、緑町中央公園という3か所に散らばり、それぞれの立場、役割をしっかりとこなし、大きな輪となってまとまった素晴らしいイベントでした。イベントは、地域の子どもたち、その親御さん、ふらりと訪れた大人も、多世代で交流しながら楽しめるものでした。
そんなイベントの様子を、なるべくたくさんの写真とともにお伝えしていこうと思います。
② 新所沢公民館ステージの様子
新所沢公民館のステージでは演奏が中心でした。
芸術総合高校合唱部のみなさん
綺麗な歌声とハーモニー、会場みんなで一緒に歌える企画で盛り上げてくださいました。
所沢高校ギター部のみなさん
息のあった演奏で魅了してくださいました。この衣装もとても素敵でした。
所沢高校吹奏楽部のみなさん
司会の方が詳しく説明してくれながら、素敵な演奏で盛り上げてくださいました。会場のみなさんからのアンコールの要求にもしっかり応えてくれました。
Vermillion Dance Studioのみなさん
年齢層が様々な子どもたちによる華麗なダンスが披露されました。後ろ姿しかお見せできなくて申し訳ないのですが、素敵なダンスに圧倒されました。
こちらは手品や演奏やパフォーマンスで盛り上げてくれたみなさまです。保育士さんよる「初めまして」でつくられたステージとのことです。
午後のステージは「ほのぼの音楽会」というテーマで「子どもたちの夢はみんな違っていいんだよ」というメッセージをこめた演奏が行われたそうです。演奏を見て聴いた子どもたちがそれぞれの夢を育んで成長していきますように!
③ 緑町中央公園の様子
新所沢公民館から歩道橋を渡るとそこは緑町中央公園。屋外でもイベントが開催され、キッチンカーが出店するなどたくさんの方が足を留めていました。
古着の販売、スーパーボールすくい、ヨーヨー釣り、綿あめの販売などが行われ、子どもたちも楽しんでいました。
右上の写真に写っているかわいいキャラクターさんは更生ペンギンのホゴちゃん。刑務作業品の販売のお手伝いとPRをしてくれていました。
④ みどり児童館の様子
新所沢公民館に隣接するみどり児童館では、子ども向けの遊びがたくさん用意されていました。スタッフさんが子どもたちと一緒に楽しんでいる姿が印象的でした。プロマジシャグループ「マルザ」さんも来て下さり、本格的なマジックを披露してくださいました。子どもたちも大人も僕も大興奮でした。
⑤ 新所沢公民館体育館の様子
新所沢公民館の体育館は、カーテンで窓が覆われいろいろな飾りつけがされた異空間っぽい雰囲気。その中でさまざまなイベントが行われていました。
子どもたちが楽しめるゲームがたくさん用意されていました。バルーンアートを行っているのも学生のスタッフさん。
トコろん&むなぞー(宗像茜衣さん)も登場、5歳の男の子のトコろんもボッチャに挑戦したり、子どもたちと一緒に遊んだり大活躍でした。むなぞーと一緒に所沢クイズ大会を盛り上げてくれました。むなぞーさんも若いお姉さんですけれど、スタッフさんがみんなそれ以上に若いってそれだけでもすごいです。
ステージとはちょっと違った感じで再登場の所沢高校ギター部さんの演奏、幻想的です。
合間にはカラオケ大会も。
体育館がライブハウスに。本格的なライティングです。そして所沢高校ダンス部さんのダンスも披露されました。体育館は歌に踊りに大盛り上がりでした。
⑥ その他会場の様子
イベントテーマは「トレジャーハンター」
会場内ではシールラリーなども行われ、宝探しの要素も各所にちりばめられていました。装飾をみるだけでも楽しめるくらい会場内はワクワクする雰囲気に包まれていました。各所でスタッフさんもがんばっていらっしゃいました。
全部、全員を紹介したかったですが、まわり切れないくらい盛りだくさんでした。
⑦ 所沢EUスプラトゥーン大会
目玉企画のひとつ「スプラトゥーン大会」、スプラトゥーンとは簡単にいうと「4対4でインクを塗り合い、多く塗った方が勝ち!」っていうアクションシューティングゲームです。
何がすごいかって、まず参加者数。応募者が約450人あって、当日は抽選による96人により実施されました。これだけの人数が24チームに分かれて頂点を目指しました。午前中は予選会、午後はホールの大画面を使っての決勝戦でした。
すごいことがもう一つ。当日のチームはその場で結成された即席メンバーでした。年齢や性別問わず、その場で集った仲間で協力して勝利を目指して戦う。素晴らしいです。このゲームをやったことがない僕も見ながら興奮してしまいました。
戦いを終えて表彰式に臨んだみなさんは、すっかり同志としての絆が育まれていたことを感じさせてくれました。
⑧ 実行委員会よりひとこと
所沢EUスプラツゥーン大会の進行を終えたばかりの実行委員会の代表のおひとりの戸田瑛登さんにお話を伺うことができました。
ーーー進行おつかれさまでした。大会はどうでしたか?
戸田さん:どんな人でもコミュニケーションをとれば大きなことを成し遂げられると気づきました。次回は応募してくれた人全員が参加できるような仕組みを考えたいです。
ーーー本イベント全体を通して代表としての感想をお願いします。
戸田さん:自分ができないことは、人に頼ることでこのイベントを作り上げることができました。地域コミュニティーは人と人が支え合うことで発展していくんだと思いました。
ーーー素敵なコメントありがとうございました。
年齢や学校の違う若者たちが集って一つのことを成し遂げる、そんな素晴らしい現場に立ち会うことができました。大人の介入は最小限に、学生たちが自分たちでつくりあげたこの素晴らしいイベント、これからもずっと続いていってほしいと思いました。地域の豊かさは子どもたちの笑顔があふれていること、これを実感させてくださった学生たちに心より感謝して、本記事を終わらせていただきます。ありがとうございました。
▲トコろんや駆け付けてくれたここまるごんと一緒にみんなで笑顔あふれる記念撮影!
ところティーンズフェスティバル実行委員会
公式Instagram ttr_pr_official