一人ひとりのサステナブルアクション 私にもできる?きっかけは西武所沢S.C.で
4月22日は「アースデー」。「アースデー」は、個人や団体がそれぞれの方法で、地球環境について考えて行動する日です。決まったルールなどはなく「車の代わりに自転車を使う」「公園のゴミを拾う」など、自分が選んだアクションを起こすのが特徴。米国で50年以上前に始まり、サステナビリティの広がりとともに世界で注目を集めています。
そんなアースデーを前に、持続可能なお店づくりをめざす西武所沢S.C.のサステナブルイベントが始まると聞き行ってきました。
地球にいいことチャレンジ!<4月27日(木)まで>
西武所沢S.C.の5階特設会場に、毎日の暮らしの中でできる「私のチャレンジ宣言」を書いて貼るスペースがあります。
地球にいいことと言われてもピンとこないかもしれません。そんな時は、自分の行動を思い出してみてください。
「ゴミをきちんと分別する」「エコバックを使う」「リサイクルマークのついた商品を買う」などは、まさに地球にいいこと、立派なサステナブルアクションです。
初日のメッセージボード。電気をこまめに消すのもいいですね
Twitterフォロー&リツイートキャンペーンもやっています。
自分がひとつできたら、次は自分の家族、友だちと、まわりの人を巻き込んでみましょう。
シャスタのボトルやランチボックスが当たるかも!?
同じイベントエリアに、環境活動のパネルが展示。
所沢市は、マチごとエコタウンに向けた取り組みをしています。水素で走る自動車が公用車として活用されるほか、イベント時の電源車としても使われています。
ちょっと難しいけどこれから重要になるゼロカーボン
地元の食材を食べてゼロカーボンに貢献しよう
「地産地消」という言葉を聞いたことがありますか。
その地域で生産されたものを、その地域で消費することです。
消費者は鮮度の良いものが手に入り、生産者の顔が見える安心感が得られます。生産者は輸送コストが抑えられ、不揃いな野菜なども販売しやすいなどメリットがあります。
イイトコ所沢からお気に入りの一品を探してもいいですね
地元の食材を食べてゼロカーボンに貢献しようという、このパネルを見て向かったのは地下1階の食料品フロア。
「所沢らしさ」を追求した魅力ある逸品として所沢市が認定した商品を取り揃える「所沢土産 だるま」です。
地元の食材を使用した惣菜やお土産として人気のカレーやうどんを販売
何を選ぶか迷ったときにおすすめなのが、数ある惣菜を一度に味わうことができる「春のいいトコ弁当」1000円(税抜)。
※弁当の販売は4/30(日)まで[1日限定10折]
※「ハンバーク」や「シューマイ」の単品は、5/1以降も取扱いあり。
所沢牛入りハンバーグ、武蔵野Z豚のジャンボシューマイ、里芋コロッケ、所沢産ハッピー卵を使ったオムレツなど、盛りだくさん。
ご飯は注文してから盛り付けるせいか、冷めてももちもちとしていていました。
ハンバーグとシューマイは、肉のほどよい脂が口の中で溶けるせいか、噛むほどにジューシーさを感じます。
市内亀ヶ谷の「三澤牧場」で育てられた所沢牛、豚の食べ物や環境、品種にこだわった武蔵野Z豚「所沢豚」。ブランド肉は聞いたことはあっても、買うのはハードルが高かったのですが、試してみたら「あら美味しい」リピートありです。
この機会に地元の生産物をもっと知りたいと思いました。
続いて明日4月22日のアースデーにちなんだ二つのキャンペーンの予告です。
ライトダウンキャンペーン
いつもは午後10時まで点灯している屋上看板などの照明が、4月22日は午後7時に一部が消灯します。身近にできる地球温暖化対策として、自宅でも取り入れてはいかがでしょうか。
今年3月のライトダウンキャンペーン
フードバンクキャンペーン。
4月22日(土)の午前11時から午後4時、場所は8階の特設会場。NPO法人フードバンクネット西埼玉に寄付する食料品を受け付けます。
昨年開催されたフードバンクキャンペーン
西武所沢S.C.では、偶数月の第4土曜日にフードバンクキャンペーンを継続して実施しています。食べ物を無駄にせず、誰かの支援となるこの取り組みにぜひご参加ください。
常備していたけど賞味期限までに食べきれないもの、いただいたけど自分で消費しきれない食品はありませんか。
最後に、30日におこなわれる木工教室のご案内です。
端材で作ろう!親子木工教室
捨てられるおがくずで自分だけのアート作品を
4月30日(日)には、地元企業「所沢資材」と協力した木工教室を開催します。
廃棄物の再活用をとおして、親子で環境問題について考えるきっかけにもなるサステナブルな取り組みです。
詳細はこちら
いかがでしたか。地球温暖化の進行は、夏の異常な暑さや季節外れの大雪などの異常気象や世界で起こる災害からも明らかです。
私たちが今こうやって当たり前に暮らせていることが、30年、50年先も続くかということを、今一度考える時がきています。
自分にできるアクションを半径3mのところから起こしていく、そんなきっかけを見つけにいきませんか。