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新語・流行語大賞の年間トップテンに「カープ女子」が選ばれてから今年でちょうど10年。女性ファンが野球場に足を運び、選手の活躍を応援する。この現象がカープだけでなくプロ野球全体に広まり、一過性の流行に留まらず「当たり前」として定着したことは、野球にとってとても素晴らしいことだと思います。

ベルーナドームで行われた広島東洋カープを迎えての交流戦３連戦では、一塁側スタンドに女性や男性のカープファンがたくさん詰めかけ、カープナインに大きな声援を送っていました。

しかしここは埼玉西武ライオンズの本拠地。ビジターの応援に負けるわけにはいきません。そこでセ・リーグ首位のカープに負けてなるものかと「ライオンズ愛を注入」しに6月12日（水）ベルーナドームへとやって来てくれたのが、女優・モデルとして活躍中の新川優愛さんです。

ご夫婦そろってライオンズファンの新川さん。2022年の「ライオンズ獅子女デー」ではアンバサダーを務めてくれましたが、今回はそれ以来、２年ぶりのセレモニアルピッチ登場となります。

まずはスタンドのファンに、ライオンズ愛溢れる直筆メッセージ入りのボールをバズーカで「注入」しながら登場した新川さん。派手な演出にスタンドも沸き返ります。

２年ぶりの登場ですが、ライオンズへの愛は減るどころか「温泉のように湧き出てくる」と語る新川さん。それを証明するように、ライオンズ愛が溢れるメッセージを披露してくれました。

なにがあっても　どんな年でも　ずーっと青炎を送ります！！

チームが苦しいこんな時だからこそ、無条件に愛を注ぎ込むんだという決意。「そうだ、自分もライオンズファンの一人としてこんな気持ちでライオンズを応援しよう！」。そんな風に共感した人も多いと思います。

しかしまだまだライオンズ愛を注入し足りない新川さん。ライナから渡されたのは、なんと特注のハート型の縫い目のボール。

©SEIBU Lions

新川さんはこの特注ハートボールを、落ちるボールについ手が出てしまうタイプの打者が思わず空振りしてしまいそうな、いい感じのワンバウンドで投じてライオンズ愛を注入してくれました。

コースも際どいところを突いていて、なかなかナイスな投球でしたが、新川さんの自己採点は「伸びしろがあるという意味で」85点。「次は與座海人投手のように、下からワッと投げたい」と意欲的な発言をしていました。サウスポーのサブマリン！　アンダースローのセレモニアルピッチで見事ストライクが決まったら、100点どころか120点でも200点でも差し上げたい！　今からとっても楽しみです。

新川さんにたっぷり愛を注入してもらったライオンズは、この日の試合で5回に一挙5得点と打線が爆発。先発の隅田知一郎投手は、ライオンズでは松沼博久さん以来36年ぶりという100球以下で完封勝利を収める「マダックス」を達成。これぞまさに愛の力！

今、ライオンズに最も必要なものの一つは、ファンの愛ではないでしょうか。こんな時だからこそチームの背中を押す熱い愛をライオンズに注入していきましょう。

【新川優愛さん コメント】
今年は2024年なので、そこから24をとって今日の背番号を選びました。
セレモニアルピッチで投げたボールはハート型の縫い目のボールで、そんな素敵で可愛いボールを投げさせていただけてうれしかったです。緊張しましたが「柘植(世那)選手へ届け！」という思いを込めて投げて、何とかキャッチしてもらえたのでよかったです。いっぱい練習もしたんですが、もっとしっかりと投げられたらと思っているので…今後の伸びしろも考えて85点です(笑)サイドスローとかできたら100点越えますね(笑)これからもっと練習して與座(海人)投手のように投げられたらと思います！

今年はライオンズファンの皆さんも私も悔しい思いをすることが多い年かなと思うのですが、どんな時でもライオンズが好きだし、ライオンズの選手の皆さんが魅せてくれる野球が好きなので、何があってもどんな年でも青炎を送り続けたいと思っています！

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