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この夏、プロぺ通りのビル・所沢サンプラザの屋上で「星空プロダクト」による天体観測会がありました。

元ビクセン社員、天体観測歴50年の福島福三さんがナビゲーター

この日の案内役は以前所沢なびでもご紹介した「星空プロダクト株式会社」代表・福島福三さん。福島さんは小学生の頃星空の魅力に惹かれ、大人になってからは望遠鏡メーカーのビクセンに入社、「リアルな星空を見せたい」と商品企画だけでなく天体観測のレクチャーも行ってきた方です。現在でも、星空コンサルタントとして全国を飛び回っています。

▼福島さんのことを紹介した過去記事はコチラ
https://xs722460.xsrv.jp/tokorozawanavi_test/hito-fukushimafukuzou20230828/
天体に魅せられ50年、ビクセンを経て50代で起業！リアルな「星空の景色」を全国で見せたい

▲星空プロダクト株式会社　代表・福島福三さん

まずはランタンづくりから！

この日参加したのは大人・子どもともに数名。
まずは、用意されたキットを使いランタン作りを行うことから始めました。
おりがみやマスキングテープを使い思い思いにデコレーションします。

▲ランタン制作

最後には、好きな紙型をランタンの下部に貼り、影絵を作りました！

▲各々、好きな形で影絵を楽しんだ

さあ、これを持って屋上に行きましょう！

望遠鏡を覗き込むと、見えたのは……

それではさっそく、屋上に設置された望遠鏡を覗き込みます。

▲ビルの向こうに月があります

おや、なんと美しい！　きれいに月が見えるではありませんか。

▲スマホのカメラをを望遠鏡の接眼レンズに当て撮影

この日見えたのは半月でした。
月の表面の地形もはっきりと分かりますね！

実はこの日、土星も見ることができました。

▲土星はかなり遠いため、カメラで撮ることは難しい

土星は「輪っか」があるのが特徴ですね。

子どもだけでなく、大人も「望遠鏡で月を見るのは初めて」「土星には、本当に輪っかがあるんだ！」と感激していました。

星座盤で夏の大三角を確認

子ども達は配られた星座盤でこの日、この時間に見える星を確認しました。

▲夏の大三角はどこかな？

「こと座」のベガ。ベガから右下の方向にある「わし座」のアルタイル、ベガから左下の方向の「はくちょう座」のデネブ。この3つの星を結んだ三角形は「夏の大三角」と呼ばれ、この日も確認することが出来ました。

「あの星から地球に光が届くまでに20年以上かかるから、今見えている星の光はお母さんが学生の頃発せられた光なんだよ」
星を見た参加者の親子連れからはそんな会話も聞こえてきました。

「街中のビルの屋上から月が見えるなんて！」

今回のイベントの参加者の多くは、大人も子どもも望遠鏡で月を見るのは初めてという方でした。
しかも明るい街中のビルの屋上からとあって、驚きもいっそう大きかったです。
星空プロダクトさんでの天体観測イベント、興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください！

▶星空プロダクト　公式サイト
https://www.hoshizorapro.com/