特別栽培米でお米の魅力を伝え 食文化を守る!「いちかわや米店」
特別栽培米でお米の魅力を伝え
食文化を守る!いちかわや米店
いちかわや米店は、大正元年に創業した歴史のある〝まちのお米屋さん〟。
現在の店主は、3代目市川光雄さんで、直接お米の生産農家と契約し、農薬・化学肥料を極力使用せずに栽培したこだわりの「特別栽培米」を取り扱っています。
2021年1月取材
「お米の消費が減少している時代なので、生産農家さんと一緒に日本の食文化を守っていくため、お米の魅力を伝えながらがんばっているんですよ」と店主の市川光雄さん。
低農薬・低化学肥料をモットーに安心安全な米作りをしている「新潟しろくま会」(新潟県新潟市南区新飯田2628-1)や多くの生産農家にネットワークを持ち、「コシヒカリ」「新之助」「ゆめぴりか」などブランド米の特別栽培米や減農薬米を仕入れ、店内で精米仕立てのフレッシュなお米を販売しています。
また、「お米マイスター」の資格をもつ市川さんが、家庭の好みに合わせ、お米をブレンドしてくれる嬉しいサービスもあるほか、お米のおいしい炊き方なども教えてくれます。
同店では、5キロ以上の注文で市内配達してくれるほか、お米配達の機動力を生かして、地元クリーニング店と提携し、電話1本で玄関までクリーニングを集配するサービスも行っています。
冷めてもおいしくモッチモチ!
「お米屋さんの焼きだんご」は大ヒット
こだわりのお米のほかにも同店の名物は「米屋のだんご」。地元では「お米屋さんの焼きだんご」として有名で、焼きだんごを求めて来店するファンも多くいます。
自家製焼きだんごを商品化したのは、光雄さんの父・2代目茂さん。
当時は、お米がよく売れた時代で、スタッフに反対されつつも、「米屋ならでは厳選素材で作ったおいしい焼きだんごを販売したい」という茂さんの強い思いで始めたそうです。
元祖所沢名物「 所沢焼きだんご」は、陸稲(おかぼ)が原料ですが、先代の茂さんが考えたのは、お米が原料で、冷めてもモチモチ食感が味わえる焼きだんご。テイクアウトでもおいしいと評判で、瞬く間に同店の看板商品になりました。
一昨年から玄米だんごが仲間入り。プチプチ食感と玄米の甘みを堪能できると好評です。
女性に人気!栄養価が高く簡単!
玄米専用米「金のいぶき」はいかが?
いちかわや米店では、新潟県産の「コシヒカリ」や山形県産の「つや姫」、北海道産の「ゆめぴりか」など数多くの銘柄の特別栽培米や減農薬栽培米を取り扱っていることから、健康意識の高いお客さんが多いのが特徴です。
最近、特に女性客に人気が高いのが、玄米食専用米として作られた山形県産の特別栽培米「金のいぶき」。胚芽の大きさは通常の約3倍で、玄米中の機能性成分「GABA(γ-アミノ酪酸)」や「ビタミンE」などの健康に良い栄養素の含有量が豊富です。比較的柔らかいため、普通の白米と同様の炊き方でもおいしく炊き上がります。
また、一等のブランド米だけではなく規格外になったお米の販売も行っています。ブランド米は、色や形、成分などによって等級のランクが付けられますが、少し数値が足りないだけで規格外となってしまうお米があります。市川さんはそういったお米も買取り、格安価格で販売。「減農薬の新潟県産『新之助』の規格外米でもおいしいので、お得ですよ」と薦めています。
5キロ以上のお米の注文で市内配達、市外なら配送もしてくれます。注文は、電話(04-2922-2979)かメール(info@ichikawaya.com)で受け付けています。
詳細はホームページで確認を。
取材:2021年1月 成田知栄子
【いちかわや米店】
所沢市金山町13-12
駐車場有
お問い合わせ・注文は
TEL 04-2922-2979
E-mail: info@ichikawaya.com
米屋営業時間
8:30~18:30
定休日 水曜・祝日
配達定休日 水曜・日曜・祝日
だんご屋営業時間
10:00~売り切れ次第
定休日 火曜・水曜
予約注文:TEL 04-2922-2979
E-mail: info@ichikawaya.com