所沢eスポーツサミット開催。元文部科学大臣も参戦し、熱気あふれる会場
近年日本でも盛り上がりを見せるeスポーツ。市場規模は130億円とも言われています。その波が所沢にも!
2023年7月25日、所沢eスポーツサミットが開催されました。
eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦競技の事。年齢、性別・国籍・障がい等の垣根を超えたスポーツであり、参加人口も市場規模も軒並み右肩上がりで成長している注目の業界です。
ちなみに埼玉県5か年計画にeスポーツが含まれているそうです。調べてみると110ページに「eスポーツイベント等の活用による新たな観光客の誘致」と書いてありますね。
まずはeスポーツ高等学院の学院長からの開会の挨拶。。。ですが、いきなりCGキャラクターでの登場です。ちなみに所沢出身だそうです。
ゲームがスポーツというと違和感があると思いますが、チェスはマインドスポーツと呼ばれる。自動車レースはモータースポーツ。これに違和感がある人はいないと思います。eスポーツもそれと同じ、との事。
eスポーツには、サッカーや野球と同様にチームワーク、スポーツマンシップ、リーダーシップが必要で、そういった部分が養われるそうです。
また地域活性化の事例として、横須賀市はプロチームの誘致、立川市では地元企業を巻き込み企業同士の交流をeスポーツでやったり、eスポーツフェスを開催したなどの説明があり、全国の様々な自治体が既に取り組んでいるとの事でした。
北米教育eスポーツ連盟日本本部(NASEF Japan)の松原昭博理事長からは教育への応用例の現状の説明。全国の高校には約600のパソコン関係の部活があるそうですが、そのうち500が連盟に加盟してるとの事。またマインクラフトというゲームを使った教育コンテンツなどの披露がありました。
そして体験会。
元文部科学大臣の柴山昌彦衆院議員らがレーシングゲーム「グランツーリスモ7」で対戦。ペーパードライバーという事で、やや苦戦していましたが会場はなかなかの盛り上がり。
イベント終了後、所沢eスポーツサミット事務局の吉村久朋代表にに話をうかがいました。
Q.今回、eスポーツサミットを開催した理由は?
eスポーツ学院の学院長を始め、eスポーツ関係者に所沢在住の人が多かった。
今日の会場も満員。注目度は高いのに何をしたら良いのか分からないという人が多く、その手助けが出来るのではないかと思った。
Q.所沢で大会の開催予定などは?
できるだけ沢山の人が参加するイベントにしたい。その為には市の協力を得て開催するのが大事だと思っている。
ところざわサクラタウンにはFAV ZONEというeスポーツ専用施設もあり、これからの盛り上がりは確実な感触がありました。