ベルーナドームのすぐ近くで選手を強力サポート!『ライオンズ整形外科クリニック』開院


アスリートにとって怪我のリスクは付いて回るものです。そんなリスクへの対応を含めた「選手のけがの予防」「早期回復」「パフォーマンス向上」を目指し、昨年4月に埼玉西武ライオンズは学校法人帝京大学とスポーツ医科学サポートに関するパートナーシップを締結しました。

 

そして4月1日(月)、ライオンズのチームドクターが診療を行う整形外科クリニック「ライオンズ整形外科クリニック」が開院します。今回は開院に先立ち3月26日に行われた内覧会の模様をリポートしたいと思います。

 

ベルーナドームの目と鼻の先、2階の窓からすぐ球場が見える場所にライオンズ整形外科クリニックはあります。


▲©SEIBU Lions

それにしても、なぜこの場所にクリニックを? 見学に訪れたライオンズの選手たちの前で、昨年からライオンズのチームドクターを務める増田裕也(ひろなり)院長が説明してくれました。

「ライオンズの選手のメディカルサポートをより身近で、球場の目の前ですぐに対応できるように、ということが一番の目的になります。 試合中や練習中に、トレーナーさんを通して提案いただいて、迅速に対応するというのを目的とした施設になります」


▲増田裕也ライオンズ整形外科クリニック院長

スポーツ障害診療を専門としたドクターなど5人体制で運営するとあり、ライオンズ整形外科クリニックにはアスリートのリハビリや怪我の予防に有効な機器がいくつも導入されています。中でも希少な機器のデモンストレーションを増田達至投手と源田壮亮選手が行ってくれました。

まずは「レッグプレス」。一般的なレッグプレスと違い、コンピューターでどれくらいの力が発揮できるか計測することが可能です。ヨーロッパのサッカーチームなどではこの機器を使い、肉離れからの復帰時期を想定するなどの使い方をしているとか。そんな世界的に使用されている機器ですが、日本にはまだ3台程度しか輸入されておらず、クリニックで導入しているのはここだけだそうです。

貴重なレッグプレスには増田投手が挑戦。座った状態でプレートを何度か足で押すと、すぐにモニターに右足と左足の動きがグラフとして表示されます。

説明された増田投手、分かっているのかいないのか、なんとも言えないいい表情です(笑)。

次のデモンストレーションは、主にジャンプなど一方向の運動で足の裏の力が体にどれぐらい伝わるか計測するのに使用される「フォースプレート」です。フォースプレートは、床に埋め込まれたプレートから得たデータに加え、カメラ2台で撮影した映像を組み合わせ3次元的な動作解析が出来る機器です。こちらは源田選手が挑戦します。

プレートの上で垂直ジャンプ!

「源田選手は身体がしっかりとまっすぐ伸びていて、重心がとれた非常に素晴らしい動きをしてるなということが分かります」

すぐにモニターに表示された結果をクリニックの梅村悟理学療法士が解説してくれました。ちなみに、こちらも日本のクリニックにはほぼないという貴重な機器だそうです。

ライオンズ整形外科クリニックでは、他にも野球ファンにはお馴染み、ピッチングに関するありとあらゆる情報をデータ化する「ラプソード」まで導入されていました。施設では野外にもリハビリスペースが設けられており、アスリートにとってこれ以上ないほど充実した医療・リハビリ施設だなと感じました。

松井稼頭央監督と、デモンストレーションに参加した増田投手と源田選手は

松井監督「何かあったら試合後すぐに、検査が必要な時に安心して診てもらえる。当日に診てもらえるっていうのが心強いですね。自分がいた当時のメジャーには、レントゲンを設置している球場はあったけど、こんな施設はなかった。機械での計測は自分もやりたかったな(笑)」

増田投手「ナイターでアクシデントがあった時は受診が次の日になることもあったので、クリニックが球場の近くにできることは選手としても嬉しい」

源田選手「(昨年WBCで右手小指を骨折したので)もう一年早く出来ていればなあと思いますけど(笑)。自分の感覚以外のところでサポートしてもらえるのはありがたい」

と、それぞれアスリート目線の感想を話してくれました。

しかしこのクリニックは決してアスリート専用の医療施設ではありません。2階建てのライオンズ整形外科クリニックは、1階に受付や待合室、診療室、各検査室があります。検査機器はディープラーニング(AI)を活用して高精細な画像が高速で撮影できる最新のMRI(磁気共鳴画像診断装置)、圧力波で痛みを和らげる体外衝撃波疼痛治療装置、一般 X 線撮影装置、MRI画像を取り込めたり軽量で持ち運びに便利なものなど数種類が揃う超音波診断装置(エコー)、骨密度測定装置など。いずれも一般の患者にも使用される医療機器です。

増田院長は「大学院では骨粗しょう症の研究論文を書いており、骨粗しょう症にも非常に強いと自負しています。近所の方々、年配の方々の治療も一生懸命取り組みたい」と語り、地域への貢献、地域の活性化への意識を強く持ってることが伺えます。

フロアが丸ごとリハビリスペースに充てられている2階では、黒い床の部分がアスリートリハビリスペース、フローリング部分が一般リハビリスペースとなっていて、一般の人の利用もしっかりと考慮されています。


▲©SEIBU Lions

後藤高志オーナーも

「これだけの施設、設備ができましたので、選手はもちろん、地域の方にもぜひご利用していただきたい。例えば高齢者の方がここでリハビリをすることで、 さらに治療効果を期待できるのではないか。 地域の方に喜んでいただけるものができたと思います。本当に、一般の方にもご利用していただきたいと思います」
と、地域貢献への思いを繰り返し述べていました。


▲後藤高志オ-ナー

「西武グループ、総力を上げてサポートする」と語っていた後藤オーナーですが、チームのみならず、地域にとってもこれほど心強いサポートはありません。

後藤オーナー、松井監督、増田投手、源田選手が口を揃えてコメントしていた言葉があります。その言葉は「優勝」。まさに今年のチームスローガン「やる獅かない」の通り、シーズン開幕に臨みライオンズは「優勝する獅かない!」と気炎を揚げています。我々ファンとライオンズ整形外科クリニックの強力サポートで、ライオンズ悲願の日本一を奪取する獅かない!


▲©SEIBU Lions

•関連過去記事
【埼玉西武ライオンズ】学校法人帝京大学とスポーツ医科学サポートに関するパートナーシップを締結
https://xs722460.xsrv.jp/tokorozawanavi/news-seiburions20230215/


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浮間六太 Ukimarotta

埼玉西武ライオンズの試合をホーム、ビジター合わせて年間100試合以上生観戦するライオンズ熱愛者。この溢れるライオンズ愛をみなさんに無理矢理お裾分けすべく、思い入れと思い込み全開のライオンズ情報をお届けします!

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